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新商品・新用途開発

当社の特徴である「お客様と一緒にマーケットを創造し、ともに成長していく」というスタイルの開発を基本とし、世の中の需要構造やお客様のニーズの変化を先取りした新商品・新用途開発を行っています。

研究開発

当社では、お客様のニーズに合わせて耐食性、耐熱性、耐久性、強度などの鋼板性能を持つさまざまな素材を供給してきました。近年では、マーケットニーズの多様化とともに、環境適合性、省コストなどへの対応がより求められています。時代とともに変化するニーズにきめ細かく対応するため、当社では創業当初よりお客様のニーズに密着した提案型の研究開発を推進してきました。研究員や技術担当が直接お客様からニーズを聞き、的確に商品開発や製造技術、加工技術開発に反映させることで迅速な提案を実現。こうしたお客様との密接な関係をベースとして、信頼される月星ブランドの確立を図るため、日々努力しています。
また、日新素材がお客様のもとでどのように使用されるのかを把握し、加工や溶接方法などを提案。さらに、実際にお客様の生産ラインにおいて技術的アドバイスも行うなど、さまざまな観点からお客様の商品開発をサポートしています。
2009年には、堺製造所内に展示ショールームや実験工房などカスタマーセンター機能を備えた次世代研究所「F-Tech. Plaza」を開設。よりお客様と一体となった商品開発の推進と、ソリューション提案の強化を図っています。
当社は、単に鋼板を売るのではなく、多くの機能を持ったお客様にとって付加価値の高い商品を提案。素材開発と加工・接合技術、生産技術の融合が新たな可能性を拡げています。

研究開発体制

研究開発体制

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  • 「F-Tech. Plaza」の運営管理
  • 知的財産総括管理および
    知的財産戦略の企画・立案・推進
  • 研究所総括
  • 普通鋼・特殊鋼の製品および
    その製造プロセスに関する研究
  • ステンレス鋼・高合金の製品および
    その製造プロセスに関する研究
  • めっき製品および
    その製造プロセスに関する研究
  • 塗覆装製品・新機能材料および
    その製造プロセスに関する研究
  • 加工製品の研究および
    加工・接合要素技術の研究

研究拠点

  • 鋼材研究所
    地図

    高炉を有する呉製鉄所に隣接し、普通鋼、特殊鋼の素材開発から製造プロセスに至るまでの鋼材研究を推進。熱延鋼板をはじめ、自動車部品として広く用いられる高張力鋼板、高炭素鋼、低合金鋼などの開発に取り組んでいます。

  • ステンレス・高合金研究所
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    ステンレスの生産拠点である周南製鋼所内に位置し、ステンレス鋼の耐食性、耐熱性、加工性、強度、延性などの探求および製造プロセスの研究により、多種多様な独自鋼種を開発。世界トップレベルのステンレス鋼開発技術を有しています。

  • 表面処理研究所
    地図

    表面処理鋼板の生産拠点である堺製造所内に位置し、高品質な表面処理製品を数多く開発。溶融めっき、電気めっき・電解処理、化成処理・機能処理技術による製品と製造プロセスの開発を推進。高耐食溶融Zn-Al-Mg合金めっき鋼板ZAM®もこの研究部から生まれました。

  • 塗装・構造部材研究所
    地図

    千葉県市川市にある塗装分野に特化した研究部。耐食性、意匠性、耐熱性、加工性、環境対応など、さまざまな機能を持つ塗装製品と製造プロセスの開発を推進。外装用プレコート鋼板、屋内機器用プレコート鋼板、そして新たな機能性プレコート鋼板の研究開発に取り組んでいます。

  • 加工技術研究所
    地図

    堺製造所内に位置し、溶接、かしめなどの接合技術、プレス、成形、圧廷などの加工技術に関して、さまざまな実験手法やコンピュータシミュレーションなどを駆使して開発を推進。お客様が当社の素材を最大限活用できるように加工・接合技術のソリューションを提案します。

5つの研究所の総合力でニーズとシーズの研究開発を推進

研究開発には2つの進め方があります。お客様のご要望にお応えするニーズ研究と市場のニーズを掘り起こすシーズ研究です。
当社の約5割を占めるニーズ研究では、専門性の高い研究部が互いに連携して、お客様のオーダーに応える素材開発をはじめ、日新材を使っていただくための加工や接合に関する技術開発とソリューション提案を行っています。
また、将来を担う新材料・新技術を開発するシーズ研究では、各研究部がクロスファンクショナルな体制で新エネルギー、省資源、エコカー分野など未来志向のテーマに取り組んでいます。

メーカーとして商品化への鍵を握る生産開発

品質、納期、安定供給。どんなに優れた鋼板も営業生産ベースに乗せることができなければ、お客様の期待に応えることはできません。
当社では、各技術研究所が製鉄所や製造所に隣接しているため、ラボ実験から工場での実機試験へとスムーズに移行できる体制が整っており、お客様のニーズに迅速に応えることができます。
また、製銑、製鋼工程のプロセス研究を専門に行うチームでは、低品位原料の利用技術の開発を進めることで、お客様に高品質で低コストな材料を供給することに貢献しています。

■主な商品開発史

1959年 月星カラー(塗装溶融亜鉛めっき鋼板)<外装建材用>
1963年 ペンタイト(合金化溶融亜鉛めっき鋼板)
1970年 アルスター鋼板(溶融アルミニウムめっき鋼板)[耐熱性]
1970年 月星ベーナイト鋼帯[強度・加工性]<ばね用>
1982年 テクスター(塗装溶融亜鉛めっき鋼板)<家電機器用>
1995年 高耐久性フェライト系ステンレス鋼板「タフテンIU」(NSS 445M2)<外装建材用>
1995年 高強度複相組織ステンレス鋼板(NSS 431DP-2)<自動車部品用>
1999年 ZAM®(業界初の溶融Zn-Al-Mg合金めっき鋼板)[高耐食性]
2000年 極軟質高加工性オーステナイト系ステンレス鋼版(NSS 304ES)
2001年 パール調カラークリアコートステンレス(機能性塗装ステンレス鋼板)[高意匠]<家電機器用>
2008年 月星GLカラー/SELiOS(遮熱性+防汚性)<外装建材用>
2010年 高耐食性ステンレス鋼板(NSS WCR)〈温水器缶体用〉
製品紹介・提案サイト