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  海外事業
  高度なエンジニアリング技術と
ひとの交流で世界へネットワークを広げる’NISSHIN STEEL'
 
  海外事業・海外技術協力の分野で、グローバルな展開が図られています
 
     当社では、ステンレス鋼と表面処理鋼板部門を主体に、海外での合弁会社設立および資本参加を行なう海外事業と、技術ノウハウを提供する海外技術協力という2つの分野において、海外事業を推進しています。   海外事業フロー
 
海外事業
     当社は、初めての海外事業として、スペインのステンレス鋼製造会社Acerinox, S.A. (アセリノックス)社の設立に参画致しました(1970)。1984年には、米国Wheeling-Pittsburg Steel Corporationとの合弁事業として、アルミ・亜鉛めっき鋼板製造会社Wheeling-Nisshin, Inc. (ウィーリング・ニッシン)社を設立し、以後、イタリアのステンレスパイプメーカーTubificio di Terni,s.r.l.社(1992)、中国のステンレス冷延事業会社寧波宝新不銹鋼有限公司(1996)に資本参加し、直近では、米国ケンタッキー州に自動車排ガス用ステンレスパイプ事業会社Nisshin Automotive Tubing LLC(NAT)社(2004)、また、インドの自動車マーケットに向けた鋼管メーカーANS STEEL TUBES LIMITED(2007)の設立を行っております。
   
海外技術協力
     ステンレス鋼部門では、1970年のアセリノックス社(スペイン)に対するステンレス冷延プラントの建設・操業技術協力を皮切りに、1975年にはルーマニア政府との契約により、ステンレス冷延事業会社Otelinox,S.A.社に対して建設・操業技術協力を実施致しました。中国では、1986年に太原鋼鉄公司ステンレス鋼部門の近代化のための技術協力を実施し、1991年には当社呉製鉄所の旧熱延設備を譲渡、その建設・試運転の指導も実施致しました。寧波宝新不銹鋼有限公司に対しては、1998年の操業開始以来、ステンレス冷延製造技術に関する支援を行っております。また最近では、インドのJindal Stainless Ltd.社への技術協力(2004)があります。ステンレスパイプについては、1992年のテルニ・パイプ社(イタリア)に対する自動車排ガス用ステンレスパイプ製造に関する技術協力をはじめ、NAT社(米国)に対しても、最新鋭のレーザー溶接での技術協力(2004)を実施しております。
   表面処理鋼板部門では、当社が開発したガスワイピング法による溶融亜鉛めっき技術をウィーリング・ニッシン社(米国)を初め、韓国、マレーシアへ技術協力を実施致しました。この他にも、イギリス、フランス、南アフリカ等、世界各国へステンレスおよび表面処理鋼板分野において技術協力を実施しており、世界中で高い評価を得ております。
   
 

表面処理鋼板の最新テクノロジーがアメリカへ
ウェストバージニア州で稼動する「ウィーリング・ニッシン社」

 
     米国ウエストヴァージニア州フォランスビー市に、アルミ・亜鉛めっき鋼板の製造・販売を目的として、ウィーリング・ニッシン社が設立されました(1984)。操業にあたっては、当社から役員、幹部社員、技術員らを派遣して全面的な支援を行い、1988年4月には第1めっきライン、1993年3月には第2めっきラインが生産を開始し、2ライン合わせての生産能力は年間60万トンです。同社は、地元住民や地方自治体からの協力も得て、順調に生産を続け、2006年1月に生産累計1000万トンを達成しました。   ウィーリング・ニッシン社
ウィーリング・ニッシン社
  中国での事業展開
 
  寧波宝新不銹鋼有限公司―ステンレス冷延合弁事業 寧波宝新不銹鋼有限公司
寧波宝新不銹鋼有限公司
       当社は、宝山鋼鉄(集団)公司と寧波市が設立した寧波宝甬特鋼冷軋板有限公司を事業主体とするステンレス冷延合弁事業に、1996年11月、日本の商社2社とともに参画致しました。1998年8月には社名を現在の「寧波宝新不銹鋼有限公司」に改め、同年12月には第一期設備(年産能力8万トン)での生産を開始しました。その後、同社は順調に操業を続け、2003年1月からはBA仕上製品を含む第二期設備が稼動。その後、拡大を続ける中国のステンレス市場に対応するために引き続き拡張を行い、2005年12月末までの第三期・第四期の設備増強を経て、現在では同社の生産能力は60万トン/年となっています。
  長富不銹鋼中心(蘇州)有限公司―コイルセンター
       1996年10月、日本の商社および中国国有企業とともに、江蘇省太倉市に鋼材加工を手掛ける合弁会社(当社出資比率40%)を設立しました。1997年7月から生産を開始し、普通鋼およびステンレス鋼等の鋼板類の加工・販売を行っています。当社は、同社を上海華東地区における当社材の販売拠点および委託加工拠点として活用しております。
  天津日華鋼材製品有限公司―コイルセンター
       当社は、1995年12月に中国のコイルセンターである天津日華鋼材製品有限公司に10%の資本参加を決定しました。1997年1月から操業を開始し、ステンレス鋼および普通鋼鋼板類の加工・販売を行っております。当社は、同社を北京・天津を中心とする河北省、山東省における当社材の販売拠点および委託加工拠点として活用しております。
   
  スペイン・日本の合弁事業がステンレス鋼の一貫メーカーに成長
 
  ACERlNOX, S.A.(アセリノックス社)
   アセリノックス社は、日本側(当社及び日商岩井)とスペイン側パートナーとの合弁事業により1970年9月に設立されたステンレス鋼製造会社です。同社は冷延・製鋼・熱延と段階的に業容を拡大し、1990年以降はステンレス事業での海外展開も図り、米国にNorth American Stainless, Inc.の設立(1990)、南アフリカのColumbus社の買収(2002)など、グループの年産能力(製鋼)は300万トンに達し、世界有数のステンレスメーカーに成長しました。当社は、若手技術者の相互交流を行うなど、継続的に関係強化を図っています。
   
  北米におけるステンレスパイプ事業展開
 
Nisshin Automotive Tubing LLC(NAT)
   日系自動車メーカーの北米進出に対応し、現地での高品質の商品・サービスの提供を目的として、自動車排ガス用ステンレスパイプの製造・販売を行う会社「Nisshin Automotive Tubing LLC」を日本の商社2社と共に設立致しました。同社は当社と資本・技術提携等で密接な関係にあるアセリノックス社の米国子会社ノース・アメリカン・ステンレス社からの生産協力を得て素材からパイプまで一貫した対応をとっており、自動車メーカーの世界均一の品質要求に応えています。2005年7月より営業生産を開始し、順調に生産を続けております。
NAT社
NAT社
   
 
 

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