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アセリノックス社とのステンレス事業の海外展開について

2008年3月6日
日新製鋼株式会社

   当社は成長するステンレス需要に対応して、グローバルなステンレス事業の展開を図ってまいりましたが、このたび、従前より関係の深いアセリノックス社(本社:スペイン)と、マレーシアにおいてステンレス冷延鋼板の製造・販売会社を設立することを決定いたしましたので、お知らせいたします。

   アセリノックス社は1970年に設立されたステンレス一貫メーカーで、当社は設立当初から技術協力を行うとともに資本参加しておりますが、現在ではスペインのほかに米国、南アフリカに製造拠点を持つ、世界有数のステンレスメーカーとなっております。
   当社は、これまで同社と連携してステンレス事業におけるグローバルネットワークの構築を図ってきており、米国では同社の子会社であるノース・アメリカン・ステンレス社で、当社の製造した独自鋼種を冷間圧延し、当社の子会社であるニッシン・オートモーティブ・チュービング社で自動車排ガス用ステンレス鋼管を製造・販売することで、米国のお客様のニーズに応えております。

   このたび、アセリノックス社との連携によるアジアでの事業展開を企図し、マレーシアにおいてステンレス冷延鋼板製造・販売の合弁事業を展開することといたしました。
   マレーシアはその周辺諸国も含め、将来的にステンレスマーケットの持続的な成長が期待でき、当面はステンレス冷延鋼板のみを予定していますが、上工程からのステンレス一貫メーカーへの発展も視野に入れた検討を行ってまいります。
   今後は、同社と合意した本事業の基本的な事項を踏まえ、本事業の事業計画ならびに実施計画について、詳細な検討を早急に実施してまいります。

   本事業は、当社にとって中国に次ぐアジアでのステンレス事業拠点となり、国内外のお客様へ一層の安定供給と高度化するニーズに応える体制の強化が実現できることとなりますが、今後とも、新たなステンレスマーケットを開拓すべく、グローバルに事業を展開してまいります。
1.合弁会社設立の目的
   成長市場におけるステンレス事業拠点の確立により当社材の拡販および新規マーケットを開拓、また、グローバル供給体制の確立によりお客様へ安定的に高品質なステンレス鋼の供給を実現し、当社グループの連結企業価値の向上を図るため。
2.合弁会社の概要
事業内容 ステンレス冷延鋼板の製造・販売
出資比率 アセリノックス社が主体で当社は1/3程度の出資を予定
場      所 マレーシア   ジョホール州
生産能力 24万トン/年(うち、冷延能力 18万トン/年)
設備概要 冷延設備   1基、焼鈍酸洗設備   1基   その他付帯設備
投資額    約3.2億ドル
※将来的には製鋼100万トン/年、冷延60万トン/年までの拡張を視野
3.アセリノックス社の概要
会   社   名 アセリノックス社(ACERINOX, S.A.)
代   表   者 CEO  ラファエル・ナランホ(Rafael Naranjo Olmedo)
本社所在地 スペイン   マドリード市
主な事業の内容 ステンレス鋼の製造・販売
当社との関係 当社は同社設立当初から技術協力および資本参加しており、現在、11.09%の株式を保有
4.今後の予定および見通し
   2011年の営業生産開始を目指して、今後、両社で詳細の検討を早急に進める。
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  以 上
 

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