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ZAM製鋼管膨張型ロックボルト<170kN耐力タイプ>の開発について

2004年1月22日
日新製鋼株式会社
日新鋼管株式会社

日新製鋼(社長:小野 俊彦)は、Zn−Al−Mg系高耐食めっき鋼板「ZAM」(*注1)の用途開発と拡販に、グループ会社と一体で取り組んでおります。
 先般、その成果の一つとして、高耐食性のZAM製鋼管を素材とした鋼管膨張型ロックボルト 「商品名;RPEロックボルト(*注2)<110kN耐力タイプ>(*注3)」を日新鋼管(社長:篠田 研一)と共同で開発(2003年6月発表)しましたが、このたび、<170kN耐力タイプ>を新たに開発し、「RPEロックボルト」のラインナップ拡充を図りましたので、お知らせいたします。

「ロックボルト」とは、掘削後のトンネル内壁の崩壊を防止するためのアンカーボルトのことですが、素材に高耐食の「ZAM」を使用することで、地山を長期間安定させ、作業負荷やコストの軽減を実現したのが「RPEロックボルト」です。
日新製鋼技術研究所と日新鋼管が共同で技術を開発、日新製鋼の「ZAM」を日新鋼管にて加工・販売しており、ご好評いただいております。

今回新たに開発した「ZAM製鋼管膨張型ロックボルト<170kN耐力タイプ>」は、現在使われている板厚3mm材の170kN耐力鋼管膨張型ロックボルトと比較して下記の特徴があります。

@ 素材鋼板としてSS490相当の高張力鋼を使用しているため、板厚3mm材と同等の耐力を得るための板厚が薄くてすみ、約30%程度軽量となり、作業者の負担が大幅に軽減されます。
A 鋼管膨張型ロックボルトとして重要な機能である伸びも20%程度あり、地山の大きな変位にも耐えられます。
B 板厚が薄いことから、ロックボルトを膨張させるための加圧作業において、より低い水圧で施工できるので作業時間の短縮が図れます。

このたびのラインナップ拡充により、「ZAM製鋼管膨張型ロックボルト」の一層の拡販を図ってまいります。

(*注1) ZAM・・・・・・・・・・・・・ 日新製鋼が世界に先駆けて開発・実用化した溶融亜鉛(Zn)−6%アルミ(Al)−3%マグネシウム(Mg)合金めっき鋼板。
(*注2) RPEロックボルト・・・ Rust Proofing Expansiveロックボルト
(*注3) kN・・・・・・・・・・・・・・・ キロニュートン(110kN=約11トン,170kN=約17トン)

《本件に関するお問い合わせ先》
日新鋼管株式会社 鋼管加工事業部
TEL:03−5541−3094

【参考資料】

表1 RPEロックボルト<170kN耐力タイプ>と従来品との比較
170kN耐力タイプ
(従来品)
170kN耐力タイプ
(今回開発品)
板厚(mm) 3.0 2.2
重量(kg/m) 3.8 2.7
引張強さ(N/mm2)*1 400 540
伸び(%)*1 15 20
加圧水圧(MPa) 30 25
所要時間の一例(s)*2 60 45
*1 引張強さと伸びは、異形管を加圧・膨張させた鋼管で測定
*2 製品長さ4,000mmを弊社高圧ポンプで施工した場合

表2 RPEロックボルトの製造可能範囲
製品耐力 寸法(mm)
110kN耐力タイプ
規格NTRB400
径36.0×板厚2.0×長さ 2,000
(膨張時 径54.0) 3,000
4,000
6,000
170kN耐力タイプ
規格NTRB540
径36.0×板厚2.2×長さ 2,000
(膨張時 径54.0) 3,000
4,000
6,000
 
以 上
 

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