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日新製鋼ギャラリー「薬師寺再建で古代の和釘に挑んだ名工の功績を一堂に集めた 『千年の釘-鍛冶 白鷹幸伯の仕事』」のご案内

2012年7月23日

 日新製鋼株式会社(所在地:東京都千代田区 代表取締役社長:三喜俊典)は、東京・有楽町の日新製鋼ギャラリーにて、 『千年の釘-鍛冶 白鷹幸伯の仕事』展示会を、2012年7月23日(月)から開催します。

 本展示会は、奈良・薬師寺西塔、平城京大極殿など、日本の国宝、重要文化財などの建造物に用いられる和釘を鍛造している当代の名工、 白鷹幸伯(しらたかゆきのり)氏の製作した実物の和釘などを一堂に集め、解説パネルや地元松山の写真家、 能田昭男(のうたあきお)氏の写真などとともに展示するものです。

 本展示会は、日本の伝統技術が持つ奥深さ、歴史と誇りに支えられた高度な技、日本の美意識を体現するシンプルな美しさを、名工白鷹幸伯氏の仕事を通して実感できます。『暮らし×用の美×金属』。日本が古来から培ってきた最高の技と独特の美を実際に目で見て、触れて、体験できる展示会です。

1.展示内容

白鷹氏制作の和釘、写真、解説パネル、動画など
※展示内容は予告なく変更になることがあります。
『解体修理に携わる遠い未来の職人に笑われない仕事をしたい』
白鷹氏の魂のこもる和釘に実際に触れ、千年の“重さ”を体験出来る展示会

2.紹介

鍛冶 白鷹幸伯(しらたかゆきのり)氏とは

1935年(昭和10年) 愛媛県松山市生まれ・在住。銘は興光。
現代の名工として名高い鍛冶職人で、数々の国宝、重要文化財の修復・復元の際に、和釘の製作を一手に引き受けています。氏の鍛冶場で、再建された薬師寺を千年先まで支える和釘や、栄華を極めた飛鳥白鳳時代の職人が作ったものと同じ大工道具が生まれました。数多くの受賞暦があり、過去に「サライ」、「銀花」などの雑誌や新聞、NHKドキュメントなどで紹介されました。

【略歴】

1977年(昭和52年) 薬師寺西塔再建用和釘製作開始
1984年(昭和59年) 神戸竹中道具博物館展示古代大工道具復元
1997年(平成9年) 伝統的技術者賞受賞(日本建築士会主催)
1998年(平成10年) 国宝室生寺復旧工事用巻頭釘作成
1998年(平成10年) 第5期工事大講堂再建用和釘作成
2001年(平成13年) 吉川英治文化賞受賞(4月)
2002年(平成14年) 錦帯橋皆折釘、カスガイ製作
大洲城再建用、松山城修復用和釘作成
2003年(平成15年) 愛媛県武道館建築用金物作成
2004年(平成16年) 奈良平城宮大極殿和釘の注文を受ける
県政発足記念日知事表彰(伝統技能部門)
2005年(平成17年) テレビ愛媛賞受賞
日本建築学会文化賞受賞
2006年(平成18年) 地域文化振興賞(文部科学大臣賞)受賞
2008年(平成20年) 唐招提寺千手観音仏像補修用和釘製作
2009年(平成21年) 読売新聞 あをによし本賞受賞
2011年(平成23年) 明治神宮外拝殿耐震補強工事用和釘作成

3.『千年の釘-鍛冶 白鷹幸伯の仕事』展示会について

 白鷹幸伯氏が叩いた和釘を、パネルや写真でわかりやすく展示しています。また、鍛冶職人としての白鷹氏の厳しい仕事ぶりなどを写した、写真家、能田昭男氏の作品も展示します。普段は愛媛県松山市の工房、愛媛県西条市の白鷹資料館、兵庫県神戸市の竹中大工道具館などに置かれている展示品を一堂に集めましたので、会場では日本の伝統技術の粋を味わえます。この機会にぜひご覧ください。 また、小学校の教科書でも「千年の釘にいどむ」という教材で紹介されています。白鷹氏が釘の材料や製法などを研究し、千年もつ釘を完成させる様子が、小学生にもわかりやすい文章で書かれています。教科書に掲載された和釘や「節をよけて曲がった釘」を実際に見ることができます。ぜひご家族でご来場ください。

鉄製の釘が生き物のように節をよける様子。

4.「日新製鋼ギャラリー」の所在地および開場時間

(1) 所在地

東京都千代田区丸の内3丁目4-1(新国際ビル 1階)

(2)開催期間

2012年7月23日(月)から10月19日(土)/閉会日は予定
月曜日~金曜日(祝祭日は除く)午前9時~午後6時

(3)備考

入場は無料です。